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空気中の化学物質測定方法 01


-- 測定する部屋の選び方 --

まずはじめに、測定する部屋についてです。
化学物質の濃度を測定する部屋はどうやって決めればよいのでしょうか?

もちろん、家じゅうの部屋を全部測定できればそれに越したことはありませんが、それではお金がいくらあっても足りません。

そこで、代表的な部屋をピックアップすることになりますが、部屋といっても台所、リビング、ダイニング、洋室、和室、洗面室・・・たくさんあります。

滞在時間が最も長い部屋
まず候補になるのは、一日の中で一番長く過ごす居室(きょしつ)です。
当たり前のことですが、一番長く過ごすということはその部屋の空気を一番多く吸入することになるので、これは重要な選定要因になります。

少し話しが脱線しますが、居室とはどのような部屋を言うのでしょう。
居室という用語は、建築基準法に定義されています。そこには、「居住、執務、作業などの目的のために継続的に使用する室」とあります。 
住宅の場合だと、居間(リビング)、寝室をはじめ台所などが該当します。浴室やトイレ、玄関、廊下などは居室には含まれません。

一日の中で一番長く過ごす居室ということになると、一般的には居間(リビング)と寝室になるでしょう。特別な理由がない場合はこの2部屋の測定をおすすめします。

日当たりがよく室温が高くなりやすい部屋
家の中の化学物質濃度は、どこでも一定というわけではありません。
揮発性有機化合物(VOC)は、温度が上がると、揮発が促進される性質をもっています。つまり日当たりがよくて、室温が高い部屋は化学物質濃度は高くなりやすい環境にあると思って下さい。
また、同じ条件であれば、下の階より上の階の方がより化学物質濃度は高くなる傾向にあるということが報告されています。

このように、部屋によって濃度が高くなったり低くなったりします。ということは、濃度が低くなりやすい条件の部屋を選んで測定しても適正な評価はできないことになります。
なるべく濃度が高くなりやすい部屋(つまり測定条件がより厳しくなる部屋)を選んで測定する方が、安全側に評価することができます。

長く過ごす部屋はたいてい南側に配置されているので、日当たりがよい部屋は、滞在時間が最も長い部屋(居間や主寝室)と重なるケースが多いと思います。

その他、リフォームしたばかりの部屋など
上記2つ以外にも、次のような部屋は測定する部屋として候補に上げたよいでしょう。
   ・最近リフォームした部屋
   ・他の部屋とは違う建材を使用した部屋
   ・特別に臭いが気になる部屋
   ・その部屋にいる時だけ何故か体調がすぐれない場合など・・・

一般的には、居間と主寝室の2部屋か、それにもう1部屋加えた3部屋を測定するケースが多いようです。場合によっては、外部空気との比較を行うために外部でも測定することもあります(外部からの影響が疑われるケースもまれにあります)。
測定を依頼する会社に希望を伝え、綿密に相談した上で測定する部屋を決めるとよいと思います。


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 01測定する部屋の選び方
    住宅には、居間や寝室や台所などいろんな部屋があります。では、測定する部屋を
     どうやって選べばよいのでしょうか。

 02空気中の化学物質測定方法 その1 アクティブ法(標準法)
    アクティブ法は、日本住宅性能表示基準で標準法として定められている信頼性の
     高い測定方法です。アクティブ法の手順などを詳しく紹介します。

 03空気中の化学物質測定方法 その2 パッシブ法(代替法)
    パッシブ法は、日本住宅性能評価基準でアクティブ法の代替法として認められてい
     る測定方法です。ここでは、パッシブ法の手順などを詳しく紹介します。

 04空気中の化学物質測定方法 その3 検知管法(簡易法)
    精度は劣りますが、もっとも簡単・手軽な測定方法といわれている検知管法を紹介
     します。
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